[鳥栖]こんにちは!」カテゴリーアーカイブ

[小郡]待降節第4木曜日のオミリア(2015.12.24.)

聖クララ会修道院の聖堂で行われたミサのオミリア[2分]2015.12.24.Advent 4th.Thurs.←をクリックして聴くことができます。

《福音》ルカ1・67-79 本田哲郎訳「小さくされた人々のための福音—四福音書および使徒言行録—」 

旧約の解放の再現を告げるザカリヤの預言

 ヨハネの父ザカリヤは聖霊にみたされて、こう預言した。「ほめたたえます、イスラエルの神、主を。主は、その民を訪ねてくださり、代価を払って解放してくださった。主は、仕える者ダビデの家に、わたしたちを救う『角(つの)』を起こされた。むかしから聖なる預言者たちの口をとおして告げられていたとおりである。それは、わたしたちの敵、憎しみをもつ者の手からの救い。主がかつて父祖の痛みを受けとめて行動を起こし、聖なる契約を思い起こして、父アブラハムと誓いを立てられたが、それと同じことを、わたしたちにしてくださったのだ。敵の手から救い出されたわたしたちが、恐れなく主に仕えることができるため、生涯、主の前で敬虔(けいけん)に、解放をめざして、生きることができるためである。幼子(おさなご)よ、おまえもまた、『崇高な方』の預言者と呼ばれる。おまえは主の前をすすみ、主の道をととのえ、道をふみはずしたことへのゆるしをともなう救いを、民に知らせるのだ。道をふみはずしたことへのゆるしは、人の痛みを知る神の心によるもの。この神の心によって、天空のあけぼのの光はわたしたちを訪れ、くらやみと絶望にしゃがみこんでいたわたしたちを照らし出し、わたしたちの歩みを平和に向けてまっすぐにしてくださるのだ」。

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