2016年7月30日バチカン放送日本語課の記事より。
WYDクラクフ大会:教皇、若者たちと昼食
教皇フランシスコは、7月30日、世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)」クラクフ大会の若者たち代表と昼食を共にされた。
WYD国際大会の際、教皇が青年たちと昼食のテーブルを囲まれるのは、恒例となっている。
クラクフの大司教館で行われたこの昼食会では、WYD大会のボランティアから選ばれた5大陸の12人が、教皇とポーランドの伝統料理を味わいながら、歓談した。
家庭的な雰囲気のもと、教皇は若者たち一人ひとりと言葉を交わされ、様々な質問に率直に答えられた。
ある青年が教皇に選出された時の気持ちを尋ねると、教皇は神からの恵みとしての平和を感じた、その気持ちは今でも続いていると答えられた。
赦しの秘跡について、教皇は15日~20日の間隔で、一人のフランシスコ会の神父ので告解していると話し、自分の罪を告解することを恥じてはいけないと述べられた。
そして、アルゼンチンで17歳の時にした告解が司祭への召命につながったと教皇は述べ、その時に感じた神のいつくしみについて語られた。
教皇は、ご自分にとって赦しの秘跡は、すべてを赦す神の、愛に満ちた眼差しに見入ることと話された。
また、現代の青年たちにとって最大の挑戦は、希望を決して失わないこと、世の中の状況や条件に押しつぶされないことと強調された。
昼食はおよそ1時間半にわたり、教皇は若者たちとの記念撮影に快く応じられた。