月別アーカイブ: 2017年11月

[クララ]イエスの選び[2017.11.30.オミリア]

《年間第34木曜日:聖アンデレ使徒》聖クララ会聖堂で6時30分から行われたミサのオミリア[5分]を聴くことができます。

[クララ]ここをクリックして聴くことができます。

【福音】イエスはガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐい網を捨てて従った。そこから進んで、別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父親のゼベダイと一緒に、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、彼らをお呼びになった。この二人もすぐに、舟と父親とを残してイエスに従った。(マタイ福音書4章)

***ミサで読まれる聖書の言葉は「イエスのカリタス修道女会」のホームページを参照してください。聖書をお持ちであれば、ご自分の聖書を開いて読むことをお勧めします。さらにできれば、新共同訳だけでなく、他の訳(本田哲郎訳、山浦玄嗣訳など)を参照すると内容がより深まると思います***

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

ミャンマー:教皇、ヤンゴンでミサ「十字架のイエスを人生の羅針盤に」

2017年11月29日バチカン放送日本語課の記事より

ミャンマー:教皇、ヤンゴンでミサ「十字架のイエスを人生の羅針盤に」

教皇フランシスコは、司牧訪問先のミャンマーで、信者と共にミサを捧げられた。

ミャンマー滞在3日目となった11月29日午前、教皇はヤンゴンの競技場でミサをとり行われた。

ミャンマーは、仏教徒が大多数を占め、キリスト教徒は人口のおよそ6.2%を占めている。カトリック信者数は、人口に対し1.27パーセントにあたる、約66万人。

教皇を迎え、同国のカトリック共同体の喜びは大きく、ミサ会場には、近隣地域はもとより、遠い山岳地帯に至るまで、ミャンマー全土から信者たちおよそ15万人が詰めかけた。

ミサの説教の冒頭で教皇は、皆さんに耳を傾け、そこから学び、希望と慰めの言葉をおくるために、巡礼者としてミャンマーにやって来たと述べられた。

神の叡智と十字架をテーマにした説教で、教皇は、イエスこそが神の叡智そのものであり、十字架上のイエスは、神から来る光と共にわたしたちの人生を導く確かな羅針盤であると話された。

また、十字架は癒しをもたらすものでもあると教皇は指摘。

イエスはわたしたちのためにその傷を御父に捧げ、その傷を通してわたしたちは癒されると語られた。

わたしたちは癒しは怒りや復讐によって得られると考えがちだが、しかしながら、復讐はイエスの道ではないと教皇は述べ、復讐と拒絶がイエスを受難と死に向かわせたが、イエスはそれに対し、赦しと憐れみをもって答えたと話された。

聖体の恵みの中に、わたしたちは信仰の目を通して、イエスの御体と御血を認めるが、わたしたちはまた、キリストの御傷の中に安息を見出し、そこで自分たちの罪や過ちから清められることを学ぶと教皇は説いた。

キリストの御傷の中に安らぎを得ながら、皆さんはそこで御父のいつくしみの香油に癒されると共に、他の人々の傷を癒すための力を得ていると教皇は話し、ミャンマーの教会が貧しく苦しむ人々に連帯と支援の業を積極的に行なっていることを称賛。

生き生きとしたミャンマーの教会の姿に喜びを表された教皇は、これからも神から与えられた叡智と愛を他の人々と分かち合い続けて欲しいと、信者らを励まされた。

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

ミャンマー:教皇、仏教指導者らと会見

2017年11月29日バチカン放送日本語課の記事より

ミャンマー:教皇、仏教指導者らと会見

教皇フランシスコは、ミャンマーの仏教指導者らと会見された。

現地時間11月29日午後、教皇はヤンゴン郊外のカバーエーパゴダで、ミャンマーにおける仏教の出家修行者の組織、国家サンガ大長老会議のメンバーとお会いになった。

教皇は、ミャンマー仏教界の最高位、バダンタ・クマラビヴァム会長に迎えられ、心のこもった挨拶を受けられた。

教皇もまた関係者への挨拶で、このたびの出会いを、仏教界とカトリック教会の友好関係を新たに強め、平和や、人間の尊厳の尊重、すべての人に対する正義のための共通の努力を確認する機会として感謝された。

今日、世界は大きな技術的発展を遂げ、人々は人類の共通の未来への認識を深めているにも関わらず、紛争や、貧困、迫害は続き、新しい分裂が生まれていると教皇は指摘。

このような挑戦を前に、わたしたちは決して諦めてはならないと強調しつつ、それぞれの伝統と霊性のもと、癒しと、相互理解・尊重をもたらす道、すなわち、憐れみと愛に基づく道を進んでいかなければならないと述べられた。

教皇は、仏教徒とカトリック信者が共に並びながら、世界のすべての人々の善のために、長い癒しの道を共に歩んでいくことを希望された。

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

教皇、ミャンマーの司教らとの集い

2017年11月29日バチカン放送日本語課の記事より

教皇、ミャンマーの司教らとの集い

教皇フランシスコは、ミャンマーの司教らとの集いを持たれた。

ミャンマー訪問中の教皇は、現地時間11月29日午後、ヤンゴンの大司教館で、同国の司教団とお会いになった。

教皇はこの集いで、癒し、寄り添い、預言をテーマに講話し、司教らを励まされた。

この席で教皇は、深い分裂を乗り越え、国内に一致をもたらすための癒しとして、互いの違いを豊かさとして受け止め、成長の機会とする、出会いと連帯の文化を人々と共に再発見して欲しいと望まれた。

そして、そのために、キリスト教教会間のエキュメニカル対話、諸宗教間の協力の重要性を指摘された。

また、教皇はキリストの光を辺境にもたらすために「外に向かう教会」として、人々に積極的に寄り添い、若者たちをはじめ信者らを愛を込めて育成し、彼らを聖性と、忠実、奉仕の精神へと導いて欲しいと願われた。

さらに、教皇は教会の預言的役割として、教育や福祉、人権擁護、民主主義の原則の保護などを通して福音を証しするよう希望。

特に、未来の世代のために、環境保護の必要性と、豊かな天然資源の正しい使用を保証することの大切さを説かれた。

翌11月30日、教皇はヤンゴンのカテドラルで若者たちのためにミサを捧げた後、ミャンマーを発ち、次の訪問国バングラデシュに向かわれる。

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

ミャンマー:教皇、政府要人、各界代表者らとの出会い

2017年11月28日バチカン放送日本語課の記事より

ミャンマー:教皇、政府要人、各界代表者らとの出会い

ミャンマーを訪問した教皇フランシスコは、同国の政府要人、各界代表者らとお会いになった。

11月27日、ミャンマーのヤンゴンに到着された教皇は、28日、同国首都ネピドーに移動された。

教皇はネピドー市内の大統領府を訪問。官邸前広場で歓迎式典に臨まれた。

この後、教皇は官邸にティン・チョウ大統領を表敬訪問し、会談を行なった。

次いで、教皇はアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相と会見した。

国際会議センターで行われたミャンマーの各界を代表する人々との集いで、教皇はこの訪問の目的を、この国の小さいが熱心なカトリック共同体と共に祈り、彼らの信仰を固め、国の善のために貢献するよう励ますことと説明。

ミャンマーとバチカンとの正式な外交関係樹立後に実現したこの訪問を教皇は喜ばれ、今後も同国が国際社会において対話と協力に積極的に取り組んでいくことを期待された。

教皇はミャンマーの美しさや、その豊かな自然を称賛する一方で、国民を長い間苦しめ、深い分裂を生んだ内戦に言及。

ミャンマーが平和の再構築を目指す今、この傷を癒すことは政治的にも精神的にも基本の優先課題であると話された。

平和構築と国内の和解は、正義と人権の尊重を通してのみ進展すると述べた教皇は、ミャンマーの未来が、社会のすべての人の尊厳と権利、あらゆる民族とアイデンティティーが尊重され、個人やグループが誰も疎外されることのない、法治と民主主義的秩序に基づく平和な社会であることを願われた。

また、教皇は、ミャンマーの諸宗教共同体が、国内の和解と統合に果たす役割を強調。

宗教の違いが分裂と不信の原因になるのではなく、むしろ一致や、赦し、寛容、賢明な国家形成のための力となることを希望された。

教皇はさらに、同国の未来のために若者たちの育成の重要性を指摘。一致した平和な社会の発展には、技術的な教育のみならず、倫理的な育成が大切と話された。                     

教皇はミャンマーの発展と共通善への貢献を祈り、すべての人々に祝福をおくられた。

この後、教皇はネピドーからヤンゴンに戻られた。

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

教皇、ミャンマーの諸宗教の指導者らとお会いに

2017年11月28日バチカン放送日本語課の記事より

教皇、ミャンマーの諸宗教の指導者らとお会いに

教皇フランシスコは、訪問中のミャンマーで、国内の諸宗教の指導者らとお会いになった。

ミャンマー訪問2日目、現地時間11月28日朝、教皇は滞在先のヤンゴンのカトリック大司教館に、仏教、イスラム教、ヒンズー教、ユダヤ教、キリスト教の諸教会の代表者らを迎えられた。

この集いで教皇は、諸宗教リーダーたちに、原稿を用いず、スペイン語で挨拶をおくられた。

教皇は「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び」(詩編133)という、旧約聖書の詩編の言葉を引用。

『共にいる』とは、皆が同じという意味ではないと教皇は述べ、「それぞれの宗教がその豊かさと伝統、他に与え、他と分かち合うことのできるものを持っている、それは平和の中にあってこそ可能になる」と話された。

「平和とは異なる人たちが一緒に築くもの、一致とは異なる中にも互いに与え合うもの」と語りながら、教皇は、平和とはすなわち「調和」であると説かれた。

教皇は、すべてが同じという、画一性への世界的傾向は、文化的植民地主義であると警告し、わたしたちは違いの豊かさを理解し、この違いから対話し、相手から学ぶべきと話された。

ミャンマーを構成する豊かさと多様性に触れつつ、教皇は皆が一人の父の元にある兄弟として、互いに対話し、和解することが、平和構築への道となると話された。

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

[クララ]対話による平和[2017.11.29.オミリア]

《年間第34水曜日》聖クララ会聖堂で6時30分から行われたミサのオミリア[8分]を聴くことができます。

[クララ]ここをクリックして聴くことができます。

 

【福音】[そのとき、イエスは弟子たちに言われた。]人々はあなたがたに手を下して迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために王や総督の前に引っ張って行く。それはあなたがたにとって証しをする機会となる。だから、前もって弁明の準備をするまいと、心に決めなさい。どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授けるからである。あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。」(ルカ福音書21章)

***ミサで読まれる聖書の言葉は「イエスのカリタス修道女会」のホームページを参照してください。聖書をお持ちであれば、ご自分の聖書を開いて読むことをお勧めします。さらにできれば、新共同訳だけでなく、他の訳(本田哲郎訳、山浦玄嗣訳など)を参照すると内容がより深まると思います***

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

[鳥栖]「王であるキリスト:年間最後第34主日」ミサ説教(2017.11.26.)

鳥栖教会11時からの「王であるキリスト:年間最後第34主日」ミサ説教[7分]。11月23日「教区の日」で子どもたちが上演した人形劇《信仰の遺産》を観ました。

[鳥栖]ここをクリックして聴くことができます。

★11月23日「教区の日」で子どもたちが上演した人形劇《信仰の遺産》を観ました。

【集会祈願】全能永遠の神よ、御子キリストによって造られたすべてのものは、再び、王であるキリストのうちに集められ、完成されます。主のことばに希望をおき、主を待ち望むわたしたちが、世の終わりまで朽ちることのない愛に生きることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【福音】[そのとき、イエスは弟子たちに言われた。]「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、…『…はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』…。」(マタイ25章)

***ミサで読まれる聖書の言葉は「イエスのカリタス修道女会」のホームページを参照してください。主日のミサに参加される方はぜひ「聖書と典礼」を持ち帰り、もう一度読み返すと、自分に響く言葉に触れることができるでしょう。聖書をお持ちであれば、ご自分の聖書を開いて読むことをお勧めします。さらにできれば、新共同訳だけでなく、他の訳(本田哲郎訳、山浦玄嗣訳など)を参照すると内容がより深まると思います***

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

[小郡]「王であるキリスト:年間最後第34主日」ミサ説教(2017.11.26.)

小郡教会8時30分からの「王であるキリスト:年間最後第34主日」ミサ説教[8分]。途中からの録音です

[小郡]ここをクリックして聴くことができます。

【集会祈願】全能永遠の神よ、御子キリストによって造られたすべてのものは、再び、王であるキリストのうちに集められ、完成されます。主のことばに希望をおき、主を待ち望むわたしたちが、世の終わりまで朽ちることのない愛に生きることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【福音】[そのとき、イエスは弟子たちに言われた。]「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、…『…はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』…。」(マタイ25章)

***ミサで読まれる聖書の言葉は「イエスのカリタス修道女会」のホームページを参照してください。主日のミサに参加される方はぜひ「聖書と典礼」を持ち帰り、もう一度読み返すと、自分に響く言葉に触れることができるでしょう。聖書をお持ちであれば、ご自分の聖書を開いて読むことをお勧めします。さらにできれば、新共同訳だけでなく、他の訳(本田哲郎訳、山浦玄嗣訳など)を参照すると内容がより深まると思います***

Facebook にシェア
[`evernote` not found]

[小郡]「王であるキリスト:年間最後第34主日」前晩ミサ説教(2017.11.25.)

小郡教会19時30分からの「王であるキリスト:年間最後第34主日」前晩ミサ説教[9分]。

[小郡]ここをクリックして聴くことができます。

【集会祈願】全能永遠の神よ、御子キリストによって造られたすべてのものは、再び、王であるキリストのうちに集められ、完成されます。主のことばに希望をおき、主を待ち望むわたしたちが、世の終わりまで朽ちることのない愛に生きることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【福音】[そのとき、イエスは弟子たちに言われた。]「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、…『…はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』…。」(マタイ25章)

***ミサで読まれる聖書の言葉は「イエスのカリタス修道女会」のホームページを参照してください。主日のミサに参加される方はぜひ「聖書と典礼」を持ち帰り、もう一度読み返すと、自分に響く言葉に触れることができるでしょう。聖書をお持ちであれば、ご自分の聖書を開いて読むことをお勧めします。さらにできれば、新共同訳だけでなく、他の訳(本田哲郎訳、山浦玄嗣訳など)を参照すると内容がより深まると思います***

Facebook にシェア
[`evernote` not found]