月別アーカイブ: 2020年5月

6月からミサ公開予定[2020.5.31.]

長い間、非公開となっていたミサが6月から公開されます。あくまで現時点での予定ですが、ウイルス感染予防のためにさまざまな制約、条件があります。クラスター(小規模集団感染)が起こるとたいへんなことになりますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

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聖霊降臨の主日:福音朗読  説教[2020.5.31.]

第一朗読:使徒言行録2・1-11/第二朗読:1コリント・12・3b-7、12-13/福音朗読:ヨハネ20・19-23

【第一朗読】 五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、”霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。人々は驚き怪(あや)しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。わたしたちの中には、パルティア、メディア、エラムからの者がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」

【第二朗読】 [皆さん、]聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。賜物(たまもの)にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。一人一人に”霊”の働きが現れるのは、全体の益となるためです。体は一つでも、多くの部分から成り、体のすべての部分の数は多くても、体は一つであるように、キリストの場合も同様である。つまり、一つの霊によって、わたしたちは、ユダヤ人であろうとギリシア人であろうと、奴隷であろうと自由な身分の者であろうと、皆一つの体となるために洗礼を受け、皆一つの霊をのませてもらったのです。

【福音朗読】 音声

《聖霊降臨》  稲葉人志作[鳥栖カトリック教会所属]

【福音朗読】 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣(つか)わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。だれの罪でも、あなたがたが赦(ゆる)せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」

【説教】14分10秒

【説教福岡教区ホームページ(←ここをクリック)で主日の説教を聞くことができます。今日は私の別の説教がupされています。

【共同祈願】音声  小郡教会に隣接する聖クララ会修道院での非公開ミサでの共同祈願です。

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[小郡]復活節第7土曜日[2020.5.30.]

第一朗読:使徒言行録28・16-20、30-31/福音:ヨハネ21・20-25

明日5月31日(日)の聖霊降臨祭で今年の「復活節」が終わります。平日のミサの録音をこのブログで公開して来ましたが、来週6月1日(月)からはオミリアのみの録音公開となります。「毎日のミサ」をお持ちの方はぜひ主の言葉もお読みください。

【開祭】 音声  入祭唱・あいさつ・回心・あわれみの賛歌・集会祈願

【入祭唱】(入祭の歌を歌わない場合は入祭唱を唱える)使徒言行録1・14 弟子たちは、イエスの母マリアと婦人たち、およびイエスの兄弟とともに、心を合わせてひたすら祈っていた。アレルヤ。

【回心】 打ち砕かれた心をいやすために遣わされた主よ、あわれみたまえ。主よ、あわれみたまえ。/罪びとを招くために来られたキリスト、あわれみたまえ。キリスト、あわれみたまえ。/父の右の座にあってわたしたちのためにとりなしてくださる主よ、あわれみたまえ。主よ、あわれみたまえ。/全能の神がわたしたちをあわれみ、罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。 アーメン。

【集会祈願】 全能の父よ、復活節を通して、御子イエスの受難と栄光の神秘を祝ったわたしたちが、日々の生活の中で、その喜びに生きることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【第一朗読】 音声

【第一朗読】 わたしたちがローマに入ったとき、パウロは番兵を一人つけられたが、自分だけで住むことを許された。三日の後、パウロはおもだったユダヤ人たちを招いた。彼らが集まって来たとき、こう言った。「兄弟たち、わたしは、民に対しても先祖の慣習に対しても、背くようなことは何一つしていないのに、エルサレムで囚人としてローマ人の手に引き渡されてしまいました。ローマ人はわたしを取り調べたのですが、死刑に相当する理由が何も無かったので、釈放しようと思ったのです。しかし、ユダヤ人たちが反対したので、わたしは皇帝に上訴せざるをえませんでした。これは、決して同胞を告発するためではありません。だからこそ、お会いして話し合いたいと、あなたがたにお願いしたのです。イスラエルが希望していることのために、わたしはこのように鎖でつながれているのです。」パウロは、自費で借りた家に丸二年間住んで、訪問する者はだれかれとなく歓迎し、全く自由に何の妨げもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストについて教え続けた。

【答唱詩編】 音声

【答唱詩編】 詩編33 答唱句:神のそそがれる目は、神をおそれる者に、神の愛に希望をおく者の上に。/神を王としていただく国、神のものとして選ばれた民はしあわせ。神は天から目をそそぎ、人々をすべて見ておられる。/神はその住まいから、地に住むすべての人に目をそそがれる。神はひとりひとりの心をつくり、そのわざを見抜かれる。

【アレルヤ唱】 音声

【アレルヤ唱】 ヨハネ16・7+13 アレルヤ、アレルヤ。すべての真理を教えてくださる真理の霊を遣わそう。アレルヤ、アレルヤ。

【福音朗読】 音声

【福音朗読】 [そのとき、]ペトロが振り向くと、イエスの愛しておられた弟子がついて来るのが見えた。この弟子は、あの夕食のとき、イエスの胸もとに寄りかかったまま、「主よ、裏切るのはだれですか」と言った人である。ペトロは彼を見て、「主よ、この人はどうなるのでしょうか」と言った。イエスは言われた。「わたしの来るときまで彼が生きていることを、わたしが望んだとしても、あなたに何の関係があるか。あなたは、わたしに従いなさい。」それで、この弟子は死なないといううわさが兄弟たちの間に広まった。しかし、イエスは、彼は死なないと言われたのではない。ただ、「わたしの来るときまで彼が生きていることを、わたしが望んだとしても、あなたに何の関係があるか」と言われたのである。これらのことについて証しをし、それを書いたのは、この弟子である。わたしたちは、彼の証しが真実であることを知っている。イエスのなさったことは、このほかにも、まだたくさんある。わたしは思う。その一つ一つを書くならば、世界もその書かれた書物を収めきれないであろう。

【オミリア】7分32秒

【奉納】 音声  パンとカリスを供える祈り・清め・奉納祈願

【奉納祈願】 聖なる父よ、聖霊を送って、わたしたちをすべての罪から清めてください。あなたを心からたたえ、主の食卓にふさわしくあずかることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【叙唱】 音声  叙唱前句・叙唱・感謝の賛歌

【叙唱】 (主の昇天)聖なる父よ、過越(すぎこし)の小羊キリストがささげられたこの時、感謝と喜びに満ちあふれてあなたをたたえます。キリストはわたしたちの救いのためにその身を渡し、十字架のまことのいけにえによって旧約のいけにえを終わらせ、霊と真実による新しい礼拝をおささげになりました。天と地は主の復活の喜びに満ち、すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなくほめ歌います。

【第2奉献文】 音声  記念唱・栄唱

【第2奉献文】 まことにとうとく すべての聖性の源である父よ、いま聖霊によってこの供えものを とうといものにしてください。わたしたちのために 主イエス・キリストの御からだと➕御血になりますように。/主イエスはすすんで受難に向かう前に、パンを取り、感謝をささげ、割って弟子に与えて仰せになりました。「皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡される わたしのからだである。」/食事の終わりに同じように杯を取り、感謝をささげ、弟子に与えて仰せになりました。「皆、これを受けて飲みなさい。これはわたしの血の杯、あなたがたと多くの人のために流されて 罪のゆるしとなる 新しい永遠の契約の血である。これをわたしの記念として行いなさい。」/信仰の神秘:主の死を思い、復活をたたえよう、主が来られるまで。/わたしたちはいま、主イエスの死と復活の記念を行い、ここであなたに奉仕できることを感謝し、いのちのパンと救いの杯をささげます。キリストの御からだと御血に ともにあずかるわたしたちが、聖霊によって一つに結ばれますように。/世界に広がるあなたの教会を思い起こし、わたしたちの教皇フランシスコ、わたしたちの司教ヨゼフ・アベイヤ、すべての教役者(きょうえきしゃ)をはじめ、全教会を愛の完成に導いてください。/また、復活の希望をもって 眠りについたわたしたちの兄弟姉妹と すべての死者を心にに留め、あなたの光の中に受け入れてください。/なお、わたしたちをあわれみ、神の母おとめマリアと聖ヨセフ、使徒とすべての時代の聖人とともに 永遠のいのちにあずからせてください。御子イエス・キリストを通して あなたをほめたたえることが できますように。/キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりの中で、全能の神、父であるあなたに、すべての誉れと栄光は、世々に至るまで、アーメン。

【交わりの儀】 音声  主の祈り・副文・教会に平和を願う祈り・平和のあいさつ・平和の賛歌・ 拝領前の信仰告白

【拝領唱】音声 (歌わない場合は次の拝領唱を唱える)

【拝領唱】ヨハネ16・14 聖霊はわたしの栄光を現す。わたしから受けたことをあなたがたに告げるからである。アレルヤ。

【霊的聖体拝領の祈り】 主イエス・キリスト、あなたがご聖体の秘跡のうちにまことにおいでになることを信じ、すべてに超えてあなたを愛し、私の心に迎えたいと望みます。今、秘跡によるご聖体を受けることができない私の心に、おいでくださいますように。(少し沈黙で、イエス・キリストを心の中に迎え入れる)あなたが、今私の心にまことにおいでくださったことを信じて感謝します。いつもあなたと一致したいと望む私が、あなたから離れることのないようにしてください。」(カルメル会『祈りの友』より)

【拝領祈願・閉祭】 音声  派遣の祝福・閉祭のあいさつ

【拝領祈願】 いつくしみ深い神よ、新しい契約にあずかるわたしたちが古いものを脱ぎ捨て、日々キリストのいのちに生きることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。 アーメン。

【新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り】

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[小郡]復活節第7金曜日[2020.5.29.]

第一朗読:使徒言行録25・13-21/福音:ヨハネ21・15-19

【開祭】 音声  入祭唱・あいさつ・回心・あわれみの賛歌・集会祈願

【入祭唱】(入祭の歌を歌わない場合は入祭唱を唱える)黙示録1・5-6 イエス・キリストはわたしたちを愛し、その血によって、わたしたちを罪から解放して、神に仕える祭司としてくださった。アレルヤ。

【回心】 打ち砕かれた心をいやすために遣わされた主よ、あわれみたまえ。主よ、あわれみたまえ。/罪びとを招くために来られたキリスト、あわれみたまえ。キリスト、あわれみたまえ。/父の右の座にあってわたしたちのためにとりなしてくださる主よ、あわれみたまえ。主よ、あわれみたまえ。/全能の神がわたしたちをあわれみ、罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。 アーメン。

【集会祈願】 永遠の父よ、あなたは、御子キリストの昇天の後、約束された聖霊を送って、永遠のいのちの門を開いてくださいました。この偉大な神秘にあずかるわたしたちが、信仰を深め、心をこめてあなたに仕えることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【第一朗読】 音声

【第一朗読】 [その日、]アグリッパ王とベルニケが、フェストゥスに敬意を表するためにカイサリアに来た。彼らが幾日もそこに滞在していたので、フェストゥスはパウロの件を王に持ち出して言った。「ここに、フェリクスが囚人として残していった男がいます。わたしがエルサレムに行ったときに、祭司長たちやユダヤ人の長老たちがこの男を訴え出て、有罪の判決を下すように要求したのです。わたしは彼らに答えました。『被告が告発されたことについて、原告の面前で弁明する機会も与えられず、引き渡されるのはローマ人の慣習ではない』と。それで、彼らが連れ立って当地へ来ましたから、わたしはすぐその翌日、裁判の席に着き、その男を出廷させるように命令しました。告発者たちは立ち上がりましたが、彼について、わたしが予想していたような罪状は何一つ指摘できませんでした。パウロと言い争っている問題は、彼ら自身の宗教に関することと、死んでしまったイエスとかいう者のことです。このイエスが生きていると、パウロは主張しているのです。わたしは、これらのことの調査の方法が分からなかったので、『エルサレムへ行き、そこでこれらの件に関して裁判をうけたくはないか』と言いました。しかしパウロは、皇帝陛下の判決を受けるときまで、ここにとどめておいてほしいと願い出ましたので、皇帝のもとに護送するまで、彼をとどめておくように命令しました。」

【答唱詩編】 音声

【答唱詩編】 詩編16 答唱句:心をつくして神をたたえ、すべての恵みを心に留めよう。/神よ、あなたは私の受ける譲り、私の受ける杯、私の道を開く方。天が地より高いように、いつくしみは神をおそれる人の上にある。東と西が果てしなく遠いように、神はわたしたちを罪から引き離される。/神の使いよ、神をたたえよ。みことばを聞き、これを行う者よ、神をたたえよ。天にあるものよ、神をたたえよ。み旨を行うしもべたちよ、神をたたえよ。

【アレルヤ唱】 音声

【アレルヤ唱】 ヨハネ17・26 アレルヤ、アレルヤ。聖霊はあなたがたにすべてをおしえ、話したことをわからせてくださる。アレルヤ、アレルヤ。

【福音朗読】 音声

【福音朗読】 [イエスは弟子たちに御自身を現され、食事を共にされた。]食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか」と言われた。ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの小羊を飼いなさい」と言われた。二度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの羊の世話をしなさい」と言われた。三度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロは、イエスが三度目も、「わたしを愛しているか」と言われたので、悲しくなった。そして言った。「主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」イエスは言われた。「わたしの羊を飼いなさい。はっきり言っておく。あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。」ペトロがどのような死に方で、神の栄光を現すようになるかを示そうとして、イエスはこう言われたのである。このように話してから、ペトロに、「わたしに従いなさい」と言われた。

【本田哲郎訳】(典礼で朗読することはできません) 《イエスとともに低みから仲間たちの世話をする者の覚悟》 みなが食べおわったとき、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネのシモン、あなたはこの人たちよりも、わたしを大切にしているか」と言った。ペトロは、「はい、主よ、わたしがあなたを心にかけていることは、あなたが分かっているはずです」と言うと、イエスは、「わたしの子羊たちのめんどうをみなさい」と」言った。イエスは、またもう一度、「ヨハネのシモン、あなたはわたしを大切にしているか」と言った。ペトロは、「はい、主よ、わたしがあなたを心にかけていることは、あなたが分かっているはずです」と言った。イエスは、「わたしの羊の群れの世話をしなさい」と言った。三度めに、イエスは、「ヨハネのシモン、わたしを心にかけているか」と言った。ペトロは、イエスが三度めに、わたしを心にかけているのかと言ったので、悲しみをおぼえた。そして、イエスに、「主よ、あなたはなにもかも分かっているはずです。わたしがあなたを心にかけていることは、あなたが知っているとおりです」と言った。イエスはペトロに、「わたしの羊の群れのめんどうをみなさい」と言った。「はっきりあなたに言っておく。あなたが若いときは、自分で帯をしめ、行きたいところに行けた。しかし、年をとると、両手をさしだし、ほかの人に帯をしめてもらい、行きたくもないところに引いてゆかれるものだ。」イエスはこう言って、ペトロがどういう死に方で神を輝かし出すかを、暗に示したのである。それから、イエスはペトロに、「わたしについて来なさい」と言った。

1980年3月20日 司祭叙階記念に出身教会の信者の皆さんからいただいた「良き牧者」のポスター

【オミリア】9分37秒

【奉納】 音声  パンとカリスを供える祈り・清め・奉納祈願

【奉納祈願】 いつくしみ深い父よ、このささげものをみ旨にかなうものとして受け入れ、聖霊を送って、わたしたちの心を清めてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【叙唱】 音声  叙唱前句・叙唱・感謝の賛歌

【叙唱】 (主の昇天)聖なる父よ、過越(すぎこし)の小羊キリストがささげられたこの時、感謝と喜びに満ちあふれてあなたをたたえます。キリストはわたしたちの救いのためにその身を渡し、十字架のまことのいけにえによって旧約のいけにえを終わらせ、霊と真実による新しい礼拝をおささげになりました。天と地は主の復活の喜びに満ち、すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなくほめ歌います。

【第2奉献文】 音声  記念唱・栄唱

【第2奉献文】 まことにとうとく すべての聖性の源である父よ、いま聖霊によってこの供えものを とうといものにしてください。わたしたちのために 主イエス・キリストの御からだと➕御血になりますように。/主イエスはすすんで受難に向かう前に、パンを取り、感謝をささげ、割って弟子に与えて仰せになりました。「皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡される わたしのからだである。」/食事の終わりに同じように杯を取り、感謝をささげ、弟子に与えて仰せになりました。「皆、これを受けて飲みなさい。これはわたしの血の杯、あなたがたと多くの人のために流されて 罪のゆるしとなる 新しい永遠の契約の血である。これをわたしの記念として行いなさい。」/信仰の神秘:主の死を思い、復活をたたえよう、主が来られるまで。/わたしたちはいま、主イエスの死と復活の記念を行い、ここであなたに奉仕できることを感謝し、いのちのパンと救いの杯をささげます。キリストの御からだと御血に ともにあずかるわたしたちが、聖霊によって一つに結ばれますように。/世界に広がるあなたの教会を思い起こし、わたしたちの教皇フランシスコ、わたしたちの司教ヨゼフ・アベイヤ、すべての教役者(きょうえきしゃ)をはじめ、全教会を愛の完成に導いてください。/また、復活の希望をもって 眠りについたわたしたちの兄弟姉妹と すべての死者を心にに留め、あなたの光の中に受け入れてください。/なお、わたしたちをあわれみ、神の母おとめマリアと聖ヨセフ、使徒とすべての時代の聖人とともに 永遠のいのちにあずからせてください。御子イエス・キリストを通して あなたをほめたたえることが できますように。/キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりの中で、全能の神、父であるあなたに、すべての誉れと栄光は、世々に至るまで、アーメン。

【交わりの儀】 音声  主の祈り・副文・教会に平和を願う祈り・平和のあいさつ・平和の賛歌・ 拝領前の信仰告白

【拝領唱】音声 (歌わない場合は次の拝領唱を唱える)

【拝領唱】ヨハネ16・13 真理の霊が来られるとき、あなたがたをすべての真理ん導いてくださる。アレルヤ。

【霊的聖体拝領の祈り】 主イエス・キリスト、あなたがご聖体の秘跡のうちにまことにおいでになることを信じ、すべてに超えてあなたを愛し、私の心に迎えたいと望みます。今、秘跡によるご聖体を受けることができない私の心に、おいでくださいますように。(少し沈黙で、イエス・キリストを心の中に迎え入れる)あなたが、今私の心にまことにおいでくださったことを信じて感謝します。いつもあなたと一致したいと望む私が、あなたから離れることのないようにしてください。」(カルメル会『祈りの友』より)

【拝領祈願・閉祭】 音声  派遣の祝福・閉祭のあいさつ

【拝領祈願】 神よ、あなたはとうとい秘跡によってわたしたちを養い、罪のゆるしを与えてくださいます。この食卓にあずかったわたしたちが、永遠のいのちに生きる者となりますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。 アーメン。

【新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り】

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教皇一般謁見:「祈りは荒れ野に復活の花を咲かせる」

バチカン放送日本語課[2020.5.27.]より

教皇フランシスコは、5月27日、水曜日の一般謁見をバチカンからビデオを通して行われた。

謁見中の「祈り」をめぐるカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は「正しい人々の祈り」をテーマに講話された。

教皇のカテケーシスは以下の通り。

**********

親愛なる兄弟姉妹の眠さん

今日のカテケーシスでは、「正しい人々の祈り」を取り上げたいと思います。

神は人間に対し、良い御計画を持っておいでです。しかし、わたしたちは日ごろの出来事の中で、悪の存在を体験します。それは日常的な体験です。「創世記」の初めの方に、人間の歴史の中で罪が次第に広がっていく様子が記されています。アダムとエバ(参照:創世記3,1-7)は、神はねたみ深い方で、神との関係は彼らの幸福を阻むと思い込み、神の慈愛に満ちた意図に疑念を抱きました。ここに背きがあります。彼らの幸福を願う寛大な創造主を信じることをやめてしまったのです。彼らの心は、悪の誘惑に負け、「それを食べると、目が開け、神のようになる」(参照:同3,5)と、全能の妄想に迷わされてしまいました。これが誘惑です。これが心に入り込む野心です。しかし、彼らの体験は反対の結果を招きました。彼らは目を開け、自分たちが裸であることを知りました(参照:同3,7)。彼らには何もありませんでした。これを忘れてはなりません。誘惑者の払いがよいためしはありません。彼らは支払いを踏み倒すのです。

人間の次の世代になると、悪はますます強まり、破壊的になります。それはカインとアベルの間に起きた出来事です(参照:創世記4,1-16)。カインは弟をねたんでいました。そこには嫉妬の虫がいました。カインは長男であるにもかかわらず、弟アベルを彼の長子権を脅かすライバルとして見ていたのです。悪が彼の心に顔をのぞかせ、彼はそれを抑えることができませんでした。悪が心の中に入り始める時、その考えはいつでも疑いをもって相手を悪い者として見ようとします。そして、「彼は悪いやつだ、わたしに害を与えるだろう」という考えが起こります。このような思いが心に入り込みます。こうして、最初の兄弟の物語は、殺人となって終わりました。今日、人類の兄弟愛を考える時、戦争だらけであることに気づきます。

カインの子孫の代において、職業や技術が発達すると共に、暴力もまた発展しました。それは、レメクの恐ろしい歌に表れています。それは復讐の賛歌のように響きます。「わたしは傷の報いに男を殺し、打ち傷の報いに若者を殺す。カインのための復讐が七倍なら、レメクのためには七十七倍」(創世記4,23-24)。復讐とは、「おまえはこれをした。その報いを受けよ」というものです。しかし、これを裁判官が言うのではなく、わたしが言うのです。わたし自身がその状況における裁判官になるのです。こうして、悪は油のしみのように広がります。そして、絵の全体を覆うのです。「主は、地上の人の悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのをご覧になった」(参照:創世記6,5)。「大洪水」(創世記6-7章)と「バベルの塔」(同11章)の壮大な絵巻は、イエス・キリストによって完成される新たな創造としての、新しい始まりの必要を啓示しています。

しかしながら、聖書のこれらの最初の部分には、もっと目立たない、より謙遜で信仰にあふれた、希望の贖いを表す、別の物語も記されています。たとえほとんど皆が、人間の歴史を動かす大きな力である憎悪や征服心を抱いて、残忍に振る舞っても、誠実さをもって神に祈り、人間の運命を違う方法で導くことができる人々もいるのです。アベルは羊の群れの初子を神に捧げました。アベルの死後、アダムとエバは、三番目の息子セトをもうけ、そのセトはエノシュをもうけました。創世記には「主の御名を呼び始めたのは、この時代のことである」(4,26)とあります。そして、エノクが登場します。「神と共に歩む」人であった彼は、神に連れ去られて天に行きました(参照:創世記5,22.24)。そして、ノアの物語があります。ノアは「神に従う無垢な人」でした(同6,9)。ノアの前で、神は人類を消し去ろうとする考えを思いとどまられました(参照:同6,7-8)。

これらの物語を読むと、世界に増す悪の波を前に、祈りが人間の土塁、避難所であるという印象を受けます。よく見れば、わたしたちは自分自身から救われるためにも祈ります。このように祈ることは大切です。「主よ、どうかわたしを自分自身から、わたしの野心、わたしの苦悩から救ってください」。聖書の初めに出てくる祈る人々は、平和を作り出す人々です。実際、祈りはそれが本物である時、人を暴力の本能から解放し、眼差しを神に向かわせます。そして、神が再び人間の心を慰めてくださるようにと祈ります。カテキズムにこうあります。「この祈りの性質は、あらゆる宗教の無数の義人たちが体験したものです」(カトリック教会のカテキズム、2569)。祈りは、人間の憎しみが荒れ野だけを広げた場所に、復活の花々を咲かせます。祈りは力を持っています。なぜなら、祈りは神の力を引きつけ、神は常にいのちを与えてくださるからです。神はいのちの神、再び生まれさせるお方です。

神の統治が、これらの多くの人々の連なりの中を通過するのはそのためです。彼らはしばしば世の無理解と疎外にあっている人々です。しかし、世界は、これらのしもべたちが祈りによって引きつける神の力のおかげで、生き、発展するのです。これらの人々の群れは、まったく騒ぎ立てず、ニュースに上がることもありませんが、それでも世界に信頼を取り戻すために非常に大切な存在なのです。

わたしはある人の話を思い出します。彼は今の時代の人ではない、過去の人ですが、政府を率いる、重要な人でした。無神論者で宗教心は持っていませんでしたが、子どもの頃から祖母が祈るのを聴いていました。彼が人生の試練にあった時、「そういえば、お祖母さんは祈っていた…」と、その思い出を心によみがえらせました。彼は祖母の唱え方をもって祈り始めました。そして、そこでイエスと出会ったのです。祈りは常にいのちの鎖です。たくさんの人たちが祈り、いのちの種を蒔いています。小さな祈りは、いのちの種を蒔きます。それゆえに、子どもたちに祈りを教えることは、とても大切です。子どもたちが十字のしるしの仕方を知らないのを見ると、わたしは悲しくなります。子どもたちがしっかりと十字のしるしができるように教えなくてはなりません。なぜなら、それは最初の祈りだからです。子どもたちが祈りを習うのは大切なことです。そして、もしかしたら、彼らは別の道を歩み、それを忘れてしまうかもしれません。しかし、子どもの時に覚えた祈りは心に残ります。それはいのちの種、神との対話の種だからです。

神の歴史における神の歩みは、正しい者たちの中を通って行きます。それは、強い者の法則に一致することなく、しかし、神に奇跡を、特に、わたしたちの石の心を肉の心に変えてください(参照:エゼキエル36,26)と祈った、人類の「残り」の人々のために通って行ったのです。

祈りは神の扉を開き、多くの場合、石であるわたしたちの心を、人間の心に変えてくれます。わたしたちには、たくさんの人間性が必要です。そして、人間性によって、よりよく祈ることができるのです。大きなミッションのためにあなたの支援を:すべての家に教皇の声を伝えるために27 5月 2020, 16:52

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教皇、聖霊降臨の日、正午の祈りを再び広場の巡礼者たちと

バチカン放送日本語課[2020.5.27.]より

教皇フランシスコは、5月31日(日)午前、大聖堂で「聖霊降臨」のミサを一般の会衆を伴わずに捧げられ、同日正午には、レジーナ・チェリの祈りを再び教皇宮殿の窓から広場の巡礼者たちと共に唱えられる。

バチカン広報局によれば、教皇フランシスコは、イタリア時間5月31日(日)午前10時(日本時間:同日17時)、聖ペトロ大聖堂のサンティッシモ・サクラメント礼拝堂(御聖体の礼拝堂)で「聖霊降臨」のミサを、一般の会衆を伴わずに司式される。このミサは、バチカン・ニュースによって中継される。

そして、同日正午(日本時間:同日19時)、教皇はレジーナ・チェリの祈りを、バチカン宮殿の窓から、聖ペトロ広場に集う巡礼者たちと共に唱えられる。この祈りの集いも、通常のように中継が行われる。

巡礼者たちは、新型コロナウイルス感染拡大防止対策上の指示に従い、ソーシャルディスタンスを保ち、広場に入場し、祈りに参加する。

教皇が日曜正午の祈りを広場の巡礼者と共に行われるのは、3月1日以来。3月8日から5月24日までは、同上の対策のために、祈りをバチカン宮殿内で行っていた。大きなミッションのためにあなたの支援を:すべての家に教皇の声を伝えるために27 5月 2020, 11:05

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[小郡]復活節第7木曜日[2020.5.28.]

第一朗読:使徒言行録22・30、23・6-11/福音:ヨハネ17・20-26

【開祭】 音声  入祭唱・あいさつ・回心・あわれみの賛歌・集会祈願

【入祭唱】(入祭の歌を歌わない場合は入祭唱を唱える)ヘブライ4・16 時宜(じぎ)にかなった恵みと助けを受けるために、信頼をもって恵みの座に近づこう。アレルヤ。

【回心】 打ち砕かれた心をいやすために遣わされた主よ、あわれみたまえ。主よ、あわれみたまえ。/罪びとを招くために来られたキリスト、あわれみたまえ。キリスト、あわれみたまえ。/父の右の座にあってわたしたちのためにとりなしてくださる主よ、あわれみたまえ。主よ、あわれみたまえ。/全能の神がわたしたちをあわれみ、罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。 アーメン。

【集会祈願】 万物の造り主である神よ、わたしたちを聖霊のたまもので満たし、力づけてください。いつもみ心にかなうことを求め、み旨を行う者となることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【第一朗読】 音声

【第一朗読】 [その日、]千人隊長は、なぜパウロがユダヤ人から訴えられているのか、確かなことを知りたいと思い、彼の鎖(くさり)を外した。そして祭司長たちと最高法院全体の招集を命じ、パウロを連れ出して彼らの前に立たせた。パウロは、議員の一部がサドカイ派、一部がファリサイ派であることを知って、議場で声を高めて言った。「兄弟たち、わたしは生まれながらのファリサイ派です。死者が復活するという望みを抱(いだ)いていることで、わたしは裁判にかけられているのです。」パウロがこう言ったので、ファリサイ派とサドカイ派との間に論争が生じ、最高法院は分裂した。サドカイ派は復活も天使も霊もないと言い、ファリサイ派はこのいずれをも認めているからである。そこで、騒ぎは大きくなった。ファリサイ派の数人の律法学者が立ち上がって激しく論じ、「この人には何の悪い点も見いだせない。霊か天使かがかれに話しかけたのだろうか」と言った。こうして、論争が激しくなったので、千人隊長は、パウロが彼らに引き裂かれてしまうのではないかと心配し、兵士たちに、下りていって人々の中からパウロを力ずくで助け出し、兵営に連れて行くように命じた。その夜、主はパウロのそばに立って言われた。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」

【答唱詩編】 音声

【答唱詩編】 詩編16 答唱句:しあわせな人、神の恵みを受け、その喜びに生きる人。/神よ、あなたはわたしの受けるゆずり、わたしの受ける杯、わたしの道を開くかた。/わたしは絶えず神を思う。神はわたしのそばにおられ、わたしはけっしてゆるがない。

【アレルヤ唱】 音声

【アレルヤ唱】 ヨハネ17・21 父よ、すべての人を一つにしてください。あなたがわたしを遣わされたことを世が信じるために。アレル

【福音朗読】 音声

【福音朗読】 [そのとき、イエスは天を仰ぎ、祈って言われた。]「彼らのためだけでなく、彼らの言葉によってわたしを信じる人々のためにも、お願いします。父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。あなたがくださった栄光を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、また、わたしを愛しておられたように、彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。父よ、わたしに与えてくださった人々を、わたしのいる所に、共におらせてください。それは、天地創造の前からわたしを愛して、与えてくださったわたしの栄光を、彼らに見せるためです。正しい父よ、世はあなたを知りませんが、わたしはあなたを知っており、この人々はあなたがわたしを遣わされたことを知っています。わたしは御名を彼らに知らせました。また、これからも知らせます。わたしに対するあなたの愛が彼らの内にあり、わたしも彼らの内にいるようになるためです。」

夕陽と白鷺

【オミリア】4分35秒

【奉納】 音声  パンとカリスを供える祈り・清め・奉納祈願

【奉納祈願】 神よ、この供えものをとうといものにしてください。聖霊のうちにささげる奉献を受け入れ、主と結ばれるわたしたちを、永遠の供えものとしてくださいますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【叙唱】 音声  叙唱前句・叙唱・感謝の賛歌

【叙唱】 (主の昇天)聖なる父よ、過越(すぎこし)の小羊キリストがささげられたこの時、感謝と喜びに満ちあふれてあなたをたたえます。キリストはわたしたちの救いのためにその身を渡し、十字架のまことのいけにえによって旧約のいけにえを終わらせ、霊と真実による新しい礼拝をおささげになりました。天と地は主の復活の喜びに満ち、すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなくほめ歌います。

【第2奉献文】 音声  記念唱・栄唱

【第2奉献文】 まことにとうとく すべての聖性の源である父よ、いま聖霊によってこの供えものを とうといものにしてください。わたしたちのために 主イエス・キリストの御からだと➕御血になりますように。/主イエスはすすんで受難に向かう前に、パンを取り、感謝をささげ、割って弟子に与えて仰せになりました。「皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡される わたしのからだである。」/食事の終わりに同じように杯を取り、感謝をささげ、弟子に与えて仰せになりました。「皆、これを受けて飲みなさい。これはわたしの血の杯、あなたがたと多くの人のために流されて 罪のゆるしとなる 新しい永遠の契約の血である。これをわたしの記念として行いなさい。」/信仰の神秘:主の死を思い、復活をたたえよう、主が来られるまで。/わたしたちはいま、主イエスの死と復活の記念を行い、ここであなたに奉仕できることを感謝し、いのちのパンと救いの杯をささげます。キリストの御からだと御血に ともにあずかるわたしたちが、聖霊によって一つに結ばれますように。/世界に広がるあなたの教会を思い起こし、わたしたちの教皇フランシスコ、わたしたちの司教ヨゼフ・アベイヤ、すべての教役者(きょうえきしゃ)をはじめ、全教会を愛の完成に導いてください。/また、復活の希望をもって 眠りについたわたしたちの兄弟姉妹と すべての死者を心にに留め、あなたの光の中に受け入れてください。/なお、わたしたちをあわれみ、神の母おとめマリアと聖ヨセフ、使徒とすべての時代の聖人とともに 永遠のいのちにあずからせてください。御子イエス・キリストを通して あなたをほめたたえることが できますように。/キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりの中で、全能の神、父であるあなたに、すべての誉れと栄光は、世々に至るまで、アーメン。

【交わりの儀】 音声  主の祈り・副文・教会に平和を願う祈り・平和のあいさつ・平和の賛歌・ 拝領前の信仰告白

【拝領唱】音声 (歌わない場合は次の拝領唱を唱える)

【拝領唱】ヨハネ16・7 わたしは真実を告げる。わたしが去って行くことはあなたがたに益となる。去って後、聖霊を送るからである。アレルヤ。

【霊的聖体拝領の祈り】 主イエス・キリスト、あなたがご聖体の秘跡のうちにまことにおいでになることを信じ、すべてに超えてあなたを愛し、私の心に迎えたいと望みます。今、秘跡によるご聖体を受けることができない私の心に、おいでくださいますように。(少し沈黙で、イエス・キリストを心の中に迎え入れる)あなたが、今私の心にまことにおいでくださったことを信じて感謝します。いつもあなたと一致したいと望む私が、あなたから離れることのないようにしてください。」(カルメル会『祈りの友』より)

【拝領祈願・閉祭】 音声  派遣の祝福・閉祭のあいさつ

【拝領祈願】 いのちの源である神よ、主のとうといからだをいただいたわたしたちが、いつも豊かな恵みに強められ、この偉大なたまものにふさわしい者となりますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。 アーメン。

【新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り】

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[小郡]復活節第7水曜日[2020.5.27.]

第一朗読:使徒言行録20・28-38/福音:ヨハネ17・11b-19

【開祭】 音声  入祭唱・あいさつ・回心・あわれみの賛歌・集会祈願

【入祭唱】(入祭の歌を歌わない場合は入祭唱を唱える)詩編47・2 すべての民よ、手を打ち鳴らし、神に喜びの叫びをあげよ。アレルヤ。

【回心】 打ち砕かれた心をいやすために遣わされた主よ、あわれみたまえ。主よ、あわれみたまえ。/罪びとを招くために来られたキリスト、あわれみたまえ。キリスト、あわれみたまえ。/父の右の座にあってわたしたちのためにとりなしてくださる主よ、あわれみたまえ。主よ、あわれみたまえ。/全能の神がわたしたちをあわれみ、罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。 アーメン。

【集会祈願】 いつくしみ深い父よ、あなたの教会を顧みてください。聖霊によって集められたわたしたちが、心と思いを一つにしてあなたに仕えることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【第一朗読】 音声

【第一朗読】 [その日、パウロはエフェソの教会の長老たちに言った。]「どうか、あなたがた自身と群れ全体とに気を配ってください。聖霊は、神が御子の血によって御自分のものとなさった神の教会の世話をさせるために、あなたがたをこの群れの監督者に任命なさったのです。わたしが去った後に、残忍な狼どもがあなたがたのところへ入り込んで来て群れを荒らすことが、わたしには分かっています。また、あなたがた自身の中からも、邪説を唱えて弟子たちを従わせようとする者が現れます。だから、わたしが三年間、あなたがた一人一人に夜も昼も涙を流して教えてきたことを思い起こして、目を覚ましていなさい。そして今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです。わたしは、他人の金銀や衣服をむさぼったことはありません。ご存じのとおり、わたしはこの手で、わたし自身の生活のためにも、共にいた人々のためにも働いたのです。あなたがたもこのように働いて弱い者を助けるように、また、主イエス御自身が『受けるよりは与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、わたしはいつも身をもって示してきました。」このように話してから、パウロは皆一緒にひざまずいて祈った。人々は皆激しく泣き、パウロの首を抱いて接吻した。特に、自分の顔をもう二度と見ることはあるまいとパウロが言ったので、非常に悲しんだ。人々はパウロを船まで見送りに行った。

【答唱詩編】 音声

【答唱詩編】 詩編68 答唱句:神に向かって喜び歌い、感謝の歌をささげよう。/神よ、あなたの力をあらわし、あなたが建てられたものを強めてください。世界の国々よ、神に向かって歌え。主をたたえて歌え。/神の声を聞け、力みなぎる声を。神の力をたたえよ。勝利を授けられる神に賛美。

【アレルヤ唱】 音声

【アレルヤ唱】ヨハネ17・17b+a アレルヤ、アレルヤ。主よ、あなたのことばは真理。わたしたちを真理のうちに聖なる者にしてください。アレルヤ、アレルヤ。

【福音朗読】 音声

【福音朗読】 [そのとき、イエスは天を仰ぎ、祈って言われた。]「聖なる父よ、わたしに与えてくださった御名によって彼らを守ってください。わたしたちのように、彼らも一つとなるためです。わたしは彼らと一緒にいる間、あなたが与えてくださった御名によって彼らを守りました。わたしが保護したので、滅びの子のほかは、だれも滅びませんでした。聖書が実現するためです。しかし、今、わたしはみもとに参ります。世にいる間に、これらのことを語るのは、わたしの喜びが彼らの内に満ちあふれるようになるためです。わたしは彼らに御言葉を伝えましたが、世は彼らを憎みました。わたしが世に属していないように、彼らも世に属していないからです。わたしがお願いするのは、彼らを世から取り去ることではなく、悪い者から守ってくださることです。わたしが世に属していないように、彼らも世に属していないのです。真理によって、彼らを聖なる者としてください。あなたの御言葉は真理です。わたしを世にお遣わしになったように、わたしも彼らを世に遣わしました。彼らのために、わたしは自分自身をささげます。彼らも、真理によってささげられた者となるためです。」

【オミリア】5分12秒

【奉納】 音声  パンとカリスを供える祈り・清め・奉納祈願

【奉納祈願】 いのちの源である父よ、御子の奉献を記念する供えものを受け入れてください。感謝をこめて行うこの秘跡によって、わたしたちのうちに救いのわざが全うされますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

【叙唱】 音声  叙唱前句・叙唱・感謝の賛歌

【叙唱】 (主の昇天)聖なる父よ、過越(すぎこし)の小羊キリストがささげられたこの時、感謝と喜びに満ちあふれてあなたをたたえます。キリストはわたしたちの救いのためにその身を渡し、十字架のまことのいけにえによって旧約のいけにえを終わらせ、霊と真実による新しい礼拝をおささげになりました。天と地は主の復活の喜びに満ち、すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなくほめ歌います。

【第2奉献文】 音声  記念唱・栄唱

【第2奉献文】 まことにとうとく すべての聖性の源である父よ、いま聖霊によってこの供えものを とうといものにしてください。わたしたちのために 主イエス・キリストの御からだと➕御血になりますように。/主イエスはすすんで受難に向かう前に、パンを取り、感謝をささげ、割って弟子に与えて仰せになりました。「皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡される わたしのからだである。」/食事の終わりに同じように杯を取り、感謝をささげ、弟子に与えて仰せになりました。「皆、これを受けて飲みなさい。これはわたしの血の杯、あなたがたと多くの人のために流されて 罪のゆるしとなる 新しい永遠の契約の血である。これをわたしの記念として行いなさい。」/信仰の神秘:主の死を思い、復活をたたえよう、主が来られるまで。/わたしたちはいま、主イエスの死と復活の記念を行い、ここであなたに奉仕できることを感謝し、いのちのパンと救いの杯をささげます。キリストの御からだと御血に ともにあずかるわたしたちが、聖霊によって一つに結ばれますように。/世界に広がるあなたの教会を思い起こし、わたしたちの教皇フランシスコ、わたしたちの司教ヨゼフ・アベイヤ、すべての教役者(きょうえきしゃ)をはじめ、全教会を愛の完成に導いてください。/また、復活の希望をもって 眠りについたわたしたちの兄弟姉妹と すべての死者を心にに留め、あなたの光の中に受け入れてください。/なお、わたしたちをあわれみ、神の母おとめマリアと聖ヨセフ、使徒とすべての時代の聖人とともに 永遠のいのちにあずからせてください。御子イエス・キリストを通して あなたをほめたたえることが できますように。/キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりの中で、全能の神、父であるあなたに、すべての誉れと栄光は、世々に至るまで、アーメン。

【交わりの儀】 音声  主の祈り・副文・教会に平和を願う祈り・平和のあいさつ・平和の賛歌・ 拝領前の信仰告白

【拝領唱】音声 (歌わない場合は次の拝領唱を唱える)

【拝領唱】ヨハネ15・26-27 わたしがあなたがたに遣わす弁護者、父のもとから来る真理の霊は、わたしについてあかしし、あなたがたもわたしのあかしとなる。アレルヤ。

【霊的聖体拝領の祈り】 主イエス・キリスト、あなたがご聖体の秘跡のうちにまことにおいでになることを信じ、すべてに超えてあなたを愛し、私の心に迎えたいと望みます。今、秘跡によるご聖体を受けることができない私の心に、おいでくださいますように。(少し沈黙で、イエス・キリストを心の中に迎え入れる)あなたが、今私の心にまことにおいでくださったことを信じて感謝します。いつもあなたと一致したいと望む私が、あなたから離れることのないようにしてください。」(カルメル会『祈りの友』より)

【拝領祈願・閉祭】 音声  派遣の祝福・閉祭のあいさつ

【拝領祈願】 いのちの源である神よ、主のとうといからだをいただいたわたしたちが、いつも豊かな恵みに強められ、この偉大なたまものにふさわしい者となりますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。 アーメン。

【新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り】

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教皇によるロザリオの祈り、5月30日、バチカン庭園で

バチカン放送日本語課[2020.5.26.]より

イタリア時間5月30日(土)17時30分より、バチカン庭園で、教皇フランシスコによるロザリオの祈りがとり行われる。この模様は、バチカン・ニュースでビデオ中継される。

「聖母月」の終了を前に、教皇フランシスコは、イタリア時間の5月30日(土)17時30分(日本時間:5月31日(日)0時30分)より、バチカン庭園にある「ルルドの洞窟」前でロザリオの祈りをとり行われる。

この模様は、バチカン・ニュースを通しビデオ中継される。

教皇によるこのロザリオの祈りは、教皇庁新福音化推進評議会(議長:サルバトーレ・フィジケッラ大司教)の企画によるもの。

パンデミック危機に苦しむ人々に教皇はあらためて寄り添い、神に救いと助けを祈り求め、聖母の取り次ぎを願う。

このロザリオの祈りは、現在の状況下、通常の活動や巡礼者が途絶えている、世界の巡礼地、ルルド(フランス)、ファティマ(ポルトガル)、チェンストホヴァ(ポーランド)、サン・ジョヴァンニ・ロトンド(イタリア)、ポンペイ(イタリア)、エレレ(ナイジェリア)、ルハン(アルゼンチン)、グアダルーペ(メキシコ)などからの中継を交えて行われる予定。大きなミッションのためにあなたの支援を:すべての家に教皇の声を伝えるために26 5月 2020, 16:26

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