【クララ】年間第29金曜日 オミリア 2020.10.23.

第一朗読:エフェソ4・1-6/福音朗読:ルカ12・54-59

【第一朗読】 [皆さん、]主に結ばれて囚人(しゅうじん)となっているわたしはあなたがたに勧(すす)めます。神から招(まね)かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、一切高ぶることなく、柔和(にゅうわ)で、寛容(かんよう)の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐(にんたい)し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。

【福音朗読】 音声

【福音】 [そのとき、イエスは群衆に言われた。]「あなたがたは、雲が西に出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言う。実際そのとおりになる。また、南風が吹いているのを見ると、『暑くなる』と言う。事実そうなる。偽善者よ、このように空や地の模様(もよう)を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。あなたがたは、何が正しいかを、どうして自分で判断しないのか。あなたを訴(うった)える人と一緒に役人のところに行くときには、途中でその人と仲直りするように努めなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官のもとに連れて行き、裁判官は看守(かんしゅ)に引き渡し、看守は牢(ろう)に投げ込む。言っておくが、最後の一レプトンを返すまで、決してそこから出ることはできない。」

【本田哲郎訳】*典礼での朗読には使用することはできません。 「今」が見直しのチャンス《「時」を見分け、抑圧(よくあつ)からの解放(正義)を実践(じっせん)せよ》 イエスはまた民衆にも言った。「あなたたちは、西の空に雲が出るのを見れば、『ひと雨くるぞ』とすぐに言えるし、また、南風が吹くのを見れば、『あつくなる』と言い、そのとおりになる。偽善者(ぎぜんしゃ)よ、あなたたちは地と空のもようを見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか」。「なぜ、あなたたちは解放を求める訴(うった)えを、すすんで取り上げないのか。あなたを訴える人といっしょに役人のところに行くはめになったときには、途中でその人のこだわりを取りのぞくよう、手を尽(つ)くしなさい。さもないと、役人はあなたを裁判官の前に引きたて、裁判官は看守(かんしゅ)に引きわたし、看守は懲役牢(ちょうえきろう)に放りこむ。言っておくが、最後の一円を返すまで、そこから出ることはできない」。

【オミリア】7分44秒

*み言葉を自分で読み、黙想し、味わう自己訓練をしてみませんか。Lectio Divina(レクティオ・ディヴィナ=霊的読書)の方法を参考にしてみ言葉の味わい方を紹介します。 ***参考 レナト・フィリピーニ「聖なる読書によってみことばを祈る」教友社 シリーズ参照***

まずは、み言葉を味わうために、20分ほど時間をとってみましょう。

祈りへの招き  始める前に、まずわたしたちがいまここに「いる」ということを意識しましょう。いすに座っている体を感じましょう。呼吸を整え、心臓の鼓動に耳を傾けましょう。これからわたしたちが体験していくことは、『祈り』です。祈りとは、神との対話であり、わたしたちに語りかけておられる神のみことばに耳を傾けることです。

聖霊の助けを求める祈り  ゆっくり唱えます。

聖霊来てください。あなたの光の輝きで、わたしたちを照らしてください。貧しい人の父、心の光、証しの力を注ぐ方。優しい心の友、さわやかな憩い、ゆるぐことのないよりどころ。苦しむ時の励まし、暑さの安らい、うれいの時の慰め。恵み溢れる光、信じる者の心を満たす光よ。

あなたの助けがなければ、すべてははかなく消えてゆき、だれも清く生きてはゆけない、汚れたものを清め、すさみをうるおし、受けた痛手をいやす方。固い心を和らげ、冷たさを温め、乱れた心を正す方。あなたのことばを信じてより頼む者に、尊い力を授ける方。あなたはわたしの支え、恵みの力で、救いの道を歩み続け、終わりなく喜ぶことができますように。アーメン。

みことばを朗読しましょう  本日の聖書箇所をゆっくりと声を出して読みましょう。(聞きましょう)

みことばに耳を傾けましょう  みことばは、一度目を通すだけでなく、何回も繰り返し読みましょう。さらに参考となる箇所も読みましょう。みことばは互いに説明し合っていますから。「聖書による聖書の解釈」、これが聖書奉読についての揺るぎない基準です。

——— しばらく沈黙しましょう ———

みことばを味わいましょう   みことばは、いつも完全に、またすぐに、理解できるとは限りません。みことばはしばしば、自分にはほとんどわからない、もしくは全くわからないと認めるだけの、謙虚さを身につけたいものです。たとえ、今わからないことであっても、ずっと後になってわかることがあります。今、何かがわかったら、それを心の中でしっかりと噛みしめて味わいましょう。そうした後で、それを自分自身に、それぞれのおかれている状態に当てはめてみましょう。

——— しばらく沈黙しましょう ———

みことばを生きましょう   みことばを通して、あなたに語りかけている神の招きに応えましょう。友が友に語るように、神と語り合いましょう。みことばに表されているイエスの顔を仰ぎみましょう。その顔を見つめ、憧れ、とらえられましょう。あなたに贈られたみことばのゆえに神に感謝しましょう。みことばを読む中で、あなたが目にし、耳にし、味わったことを大切にしましょう。それらをあなたの心、あなたの記憶に留めていきましょう。それから、人々のところに行って、友達になり、あなたが受けたその平和、その祝福を分かち合いましょう。

——— しばらく沈黙してから、「結び」に移りましょう ———

結び   「主の祈り」あるいは別の祈り、または賛美歌

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